銀行最高益の熱狂を揺らす地銀預金流出リスクと5つの構造的火種
全国銀行の2025年度純利益は6兆295億円、地銀も当期純利益が38.3%増と好調です。一方で6月末の実質預金は前月比0.4%減となり、貸出の伸びやネット銀行、NISA、個人向け国債が調達コストを押し上げます。金利上昇で利ざやが広がる銀行業界の死角を、預金の粘着性とALMの最新動向から丁寧に読み解く。
全国銀行の2025年度純利益は6兆295億円、地銀も当期純利益が38.3%増と好調です。一方で6月末の実質預金は前月比0.4%減となり、貸出の伸びやネット銀行、NISA、個人向け国債が調達コストを押し上げます。金利上昇で利ざやが広がる銀行業界の死角を、預金の粘着性とALMの最新動向から丁寧に読み解く。
地域銀行の2025年3月期純利益は37%増、地銀協会員の2025年度中間純利益も29.6%増となりました。ただし円債含み損、預金金利競争、人口減少下の貸出需要は銀行ごとの差を広げます。日銀・金融庁・各行決算から、好調行と苦戦行を分ける収益構造を具体的に整理し、金利上昇局面の地銀困窮度を見極める指標を解説。