サバ高騰の裏にある日本の漁業資源管理の構造的欠陥
サバの小売価格が1年で約10%上昇し、庶民の魚が高級品になりつつある。ノルウェーなど北欧諸国が科学的根拠に基づく個別割当制度で資源を守る一方、日本では食用にならない幼魚まで獲り尽くす「成長乱獲」が常態化。国際的なTAC削減の波と国内資源の枯渇が重なるサバ危機の構造を、通商・資源管理の視点から読み解く。
サバの小売価格が1年で約10%上昇し、庶民の魚が高級品になりつつある。ノルウェーなど北欧諸国が科学的根拠に基づく個別割当制度で資源を守る一方、日本では食用にならない幼魚まで獲り尽くす「成長乱獲」が常態化。国際的なTAC削減の波と国内資源の枯渇が重なるサバ危機の構造を、通商・資源管理の視点から読み解く。
2025年10月10日に公表された2024年度の食料自給率はカロリーベース38%、摂取熱量ベース46%でした。農地427万ha、基幹的農業従事者111.4万人、飼料と肥料の輸入依存、記録的高温が重なる食料安全保障の弱点を整理し、基本計画と食料供給困難事態対策法の意味、2030年度目標45%へ向けた再建策を解説。