TBS「リブート」ロケ地の洋菓子店に注文殺到
『リブート』人気とハヤセ洋菓子店ロケ地熱
2026年1月からTBS系「日曜劇場」枠で放送中のドラマ『リブート』が大きな話題を集めています。主演の鈴木亮平さんが善良なパティシエと悪徳刑事の一人二役を演じ分ける本作は、緊迫感あふれるサスペンスドラマとして高い評価を得ています。
注目を集めているのはストーリーだけではありません。劇中に登場する「ハヤセ洋菓子店」のロケ地となった実在の洋菓子店に、放送開始直後からファンが殺到しています。本記事では、ドラマの魅力とともに、ロケ地として一躍脚光を浴びた街の洋菓子店の正体に迫ります。
ドラマ『リブート』の魅力
鈴木亮平が魅せる一人二役の演技力
『リブート』は、妻を殺害した容疑で追われることになった善良なパティシエ・早瀬陸が、自らの潔白を証明するために家族を捨て、裏社会とつながる悪徳刑事・儀堂歩として「リブート(再起動)」し、真犯人を追うエクストリームファミリーサスペンスです。
鈴木亮平さんはこの対照的な2つの人物を見事に演じ分け、各方面から称賛の声が上がっています。温かみのあるパティシエと冷酷な刑事という正反対の人格を、表情や声のトーン、体の動かし方まで変えて表現する演技力は圧巻です。
第1章完結で高まる期待
緊迫の展開が続いた第1章が完結し、物語はさらなる展開を見せています。視聴率は世帯8.9%、個人5.6%(第7話、ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録しており、日曜劇場枠として安定した数字を維持しています。SNSでは毎回放送後にトレンド入りするなど、視聴者の反響も大きい作品です。
ロケ地「シャトー洋菓子店」の正体
1980年創業の老舗洋菓子店
劇中でパティシエ・早瀬陸が営む「ハヤセ洋菓子店」のロケ地として使われているのは、東京都武蔵村山市にある「シャトー洋菓子店」です。1980年8月に創業し、45年以上の歴史を持つ昔ながらの洋菓子店です。
都営村山団地近くの「すずらん通り商店街」に位置し、赤いアーケードが印象的なレトロな外観が特徴です。ドラマのセットではなく、実際に営業している店舗がそのままロケ地として選ばれたことで、作品にリアリティを与えています。
放送翌日から反響、注文が殺到
週刊女性PRIMEの報道によると、初回放送の翌日から大きな反響があったといいます。店には「実在するお店なの?」「行ってみたい」という声が多数寄せられ、週末にはわざわざ遠方から足を運ぶ新規のお客さんも現れるようになりました。
店のスタッフは「猫の手も借りたい」と嬉しい悲鳴を上げています。長年地域に根ざして営業を続けてきた街の洋菓子店が、ドラマをきっかけに全国的な注目を集めるという、まさにドラマのような展開が起きています。
武蔵村山市が「ロケの街」として急浮上
都内唯一「鉄道のない市」の新たな魅力
武蔵村山市は、東京都内で唯一鉄道路線が通っていない市として知られています。交通アクセスの面では不便さがある一方で、その独特の街並みや雰囲気がロケーション撮影に適しているとして、近年「ロケの街」としての存在感を強めています。
コロナ禍以降、この傾向は特に顕著です。武蔵村山観光まちづくり協会の公式TikTokがシャトー洋菓子店を紹介した動画は、フォロワーわずか約1,300人のアカウントにもかかわらず、28万回を超える再生回数を記録しました。ドラマの聖地巡礼を通じた地域活性化が期待されています。
聖地巡礼が生む経済効果
東京新聞の報道によると、シャトー洋菓子店だけでなく、武蔵村山市内の他のロケ地にもファンが訪れるようになっています。聖地巡礼は一過性のブームに終わることもありますが、地元の魅力を再発見してもらうきっかけとしても意義があります。
ドラマの舞台となった洋菓子店や橋、公園などを巡るファンの行動は、地域の飲食店や交通機関にも波及効果をもたらしています。自治体としても、この流れを活かした観光施策の検討が進んでいるとみられます。
シャトー洋菓子店巡礼のマナーとアクセス
聖地巡礼に訪れる際は、いくつかの点に注意が必要です。シャトー洋菓子店は実際に営業している個人店であり、通常のお客さんへの配慮が欠かせません。撮影や長時間の滞在は控え、商品の購入を通じて応援するのがマナーです。
また、武蔵村山市は鉄道が通っていないため、バスや自家用車でのアクセスとなります。事前にルートを確認しておくことをおすすめします。
ドラマ『リブート』は今後も物語の展開が続きます。第1章の完結を経て、新たな章でどのような展開が待っているのか、そしてロケ地への注目がさらに高まるのか、今後の動向が楽しみです。
1980年創業シャトー洋菓子店の地域効果
TBS日曜劇場『リブート』のロケ地として使われている武蔵村山市のシャトー洋菓子店は、1980年創業の老舗洋菓子店です。ドラマの放送をきっかけに全国から注目を集め、聖地巡礼ファンが殺到しています。
鈴木亮平さんの圧倒的な演技力とともに、実在する街の洋菓子店がドラマにリアリティを与え、地域活性化にも貢献しています。ドラマを楽しみながら、ぜひ実際の店舗にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
参考資料:
関連記事
水滸伝ロケ地の鳥取・燕趙園が本場中国そのものに映る構造的理由
水滸伝ロケ地として注目された鳥取・燕趙園は、なぜ本場中国そのものに映るのか。中国庭園の構法や色彩、借景、東郷湖と山並みが生む水辺の物語性、映像制作と相性の良い空間設計を軸に、日本で古代中国を成立させる構造的理由を読み解く。成立経緯と撮影現場での使われ方まで踏み込み、単なる中国風ではない再現性を深く分析。
水滸伝ドラマのロケ地が中国と完全一致する理由
水滸伝ドラマが中国ではなく日本国内で撮影されながら、北宋の世界と完全一致して見えるのはなぜか。WOWOW×Lemino版の全国17都府県・50か所超のロケ、燕趙園をはじめとする空間選定と映像技法から、中国再現の舞台裏を解説。撮影現場の判断と制作戦略を丁寧に、日本の風景を異国へ変えるロケ地設計の妙まで読み解く。
最新ニュース
BYDの新型RACCOが軽EV市場で問う補助金格差と信頼の壁
BYDが日本専用の軽EV「RACCO」を214.5万円から投入した。航続距離210〜320km、両側電動スライドドア、長期保証は武器だが、CEV補助金15万円という格差、販売網、軽ユーザーの価格感度が壁になる。国内勢が強いスーパーハイト市場で中国メーカー初の軽EV戦略を販売現場も含めて産業構造から読み解く。
ホンダ新型フィットはZが本命、RSを選ぶべき人の条件を徹底分析
ホンダが2026年7月に改良したフィットは、BASICをX、HOMEをZへ再編し、RSをe:HEV専用にしました。価格差、WLTC燃費、快適装備、4WD設定、残価と競合環境を照合し、日常使いの本命がe:HEV Zとなる理由、ガソリンZで足りる人、RSを選ぶべき条件まで、ホンダの小型車戦略から徹底解説。
推薦入試の新常識、早稲田合格でも日東駒専に落ちる構造的な理由
総合型・学校推薦型選抜は大学入試の過半を占め、私立大では6割超に広がっています。文科省統計、早稲田・日東駒専各校の要項、予備校調査を基に、模試偏差値だけでは測れない適性評価、合格逆転が起きる仕組み、評定・探究・志望理由書をどう接続し、高校生と保護者が一般選抜と両立して備えるべき進路戦略を具体的に解説。
マンジャロ乱用問題で見直す薬に頼らない健康減量の継続実践戦略
マンジャロなどGLP-1系薬剤の美容・痩身目的使用に厚労省が注意を促しています。承認範囲、副作用、救済制度のリスクを整理し、BMIの見方、食事記録、主食とたんぱく質の整え方、身体活動と睡眠の設計まで、SNS時代の安易な薬依存を避け、リバウンド対策も含めて薬に頼らず体重を落として保つ実践法を具体的に解説。
首都直下地震で建物全壊が多い東京の街ランキングと備えの早見表
東京都の首都直下地震被害想定を基に、建物全壊が多い区市町村を再整理。足立区は1万1952棟、大田区は8538棟と試算される。揺れ、液状化、木造密集地、火災焼失、直接被害額21兆5640億円までつなげ、住まいの耐震化、在宅避難、保険と家計の備えを解説。自治体任せにせず自宅と勤務先の弱点を点検する視点を示す。